単純X線撮影このページを印刷する - 単純X線撮影

単純X線撮影とは

様々な病気やけがを診断するための第一段階としての検査が行われます。迅速かつ簡便にできる検査ですが、撮影される写真からは様々な情報が得られますので、診断に大変有用な検査です。

注意事項(検査時のお願い)

1. 検査時の格好について

撮影範囲内に異物があると診断の妨げになりますので、検査前に外していただく場合があります。
下記のものがある場合、画像に影響が出るため外して頂きます。

  • メガネ、補聴器、入れ歯
  • 貴金属 (ネックレス、ピアスなど)
  • 金属の入った下着(ブラジャーなど)
  • ズボンやスカートのファスナー
  • 湿布、カイロ、エレキバンなど

2. 検査中について

撮影時の体の動きや呼吸による胸やお腹の動きは、X線画像のブレの原因となり、画像診断の妨げとなります。検査の際に、技師が呼吸止めや体勢の指示を致しますのでご協力をお願いいたします。

3. その他

正しい体勢での撮影を行うため、技師が患者様の身体に触れることがありますので、ご協力をお願いいたします。
また、妊娠されている方もしくはその可能性がある方は、事前にスタッフへお知らせください。

機器紹介

島津社製 Rad speed pro、FUJIFILM社製 CALNEO Smart

当院では、FPD(Flat Panel Detector)、CR装置(Computed Radiography)というコンピューターを使ってX線画像を作成するシステムを使用しています。低線量・高画質な画像の提供ができます。

使用機器

検査画像

1. 胸部・腹部撮影

胸部撮影は、肺野や心臓等の病気の診断に利用されます。
腹部撮影は肝臓、膵臓、腎臓、消化管等の病気の診断に利用されます。


胸部撮影 / 腹部撮影

2. 骨撮影

骨・関節の状態を調べる検査です。骨折、脱臼、手術後の経過観察等、様々な診断に役立ちます。


股関節 術前 / 股関節 術後