透視造影検査
透視造影検査とは
食道から大腸といった消化管疾患の診断、胃ろうチューブ交換、骨折や脱臼の整復などさまざまな検査や処置に用いられています。
また、胆のうや膵臓の病気の検査、治療として、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、ERBD(内視鏡的逆行性胆道ドレナージ)、PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)、PTGBD(経皮経肝胆のうドレナージ)等が行われます。
注意事項(検査時のお願い)
1. 検査時の格好について
検査部位にあるネックレスや入れ歯など金属類は取り除いていただきます。衣類にファスナーなどの金属類がある場合は検査衣に着替えていただきます。
2. 検査時間について
検査内容によって異なりますが、おおよそ約15分~60分程度となっています。
3. 食事制限について
検査内容によって異なります。消化管造影検査は、食事制限などの前処置を必要とする検査が多くありますので、スタッフの指示にしたがってください。
機器紹介
HITACHI社製 EXAVISTA
平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)搭載X線TV装置であり、 デジタル高画質で、より被ばくの少ない検査治療が行えます。
検査画像
下部消化管造影検査 / ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
肩関節脱臼整復
整復前 / 整復後