医療安全管理室このページを印刷する - 医療安全管理室

医療安全管理室とは、安全な医療を提供するために、院内の各部門と連携を取りながら病院全体の安全管理体制を整えていく部門です。当院の医療安全管理室は、医療安全と院内感染予防対策の役割を担った人材が活動しています。平成14年より専任の医療安全管理係長、平成24年より感染管理専従の感染管理認定看護師を配置して、院内の安全管理体制を整備しています。

医療安全管理室の組織

医療安全管理室長 緒方 宏臣 副院長
医療安全管理係長 宮本 美雪 看護師長
医療機器保守管理担当者 臨床工学技士2名  
各部門の医療安全推進担当者    
*感染管理専従看護師 末永 慎 感染管理認定看護師
副看護師長

*院内感染予防対策は、医療安全の重要な柱となるため、専従の認定看護師が院内感染対策の担当者として、医療安全管理室で勤務し、情報を共有しながら、速やかな対策をとることができるようにしています。

主な業務(医療安全に関する内容)

  1. 各職場の現状把握、情報収集
  2. インシデントや医療事故の原因分析及び防止対策の検討
  3. 事故防止及び安全対策を各職場へ周知徹底
  4. 医療安全管理マニュアルの作成及び評価・見直し
  5. 全職員の危機管理・医療安全に関する意識向上のための啓発
  6. 医療安全に関する職員教育・研修
  7. 医療安全に関する最新情報の広報
  8. 患者相談窓口対応

医療安全管理対策の概要

医療安全管理室内でのインシデント分析や対策検討だけでなく、医療安全管理委員会、医療安全管理部会、医療安全リンクナース会議などの委員会を中心として、インシデントの原因分析や安全な医療を提供するための対策を検討しています。また、SPT(Safety Patrol Team)を結成し、現場のラウンドによる医療安全管理の周知徹底を目指しています。

SPTによる現場ラウンドの様子

看護師が予防対策の意味を理解して実践しているか確認をしています。

医療安全に関する教育

新採用時のオリエンテーションを始め、病院全体、各部門毎など、さまざまな研修会を企画し、安全な医療を提供するための知識や技術、倫理観などを養うようにしています。

医療安全研修の様子

医療現場で救命をするために必要な技術を習得しています。