政策医療看護についてこのページを印刷する - 政策医療看護について

政策医療について

政策医療とは「国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療その他の医療であって、国の医療政策として国立病院機構が担うべきもの」です。国立病院機構では、ナショナルセンターを含む政策医療ネットワークを活用し、医療政策の直接的な担い手として重要な役割を果たしています。
熊本際春医療センターは、国立病院機構ネットワークの一員として4つの政策医療(神経筋疾患、重症心身障害、成育医療、骨・運動器疾患)の「専門医療施設」として指定され、診療・臨床研究・教育研修・情報発信の機能が一体となった医療体制によりその役割を果たしています。

神経筋疾患

熊本県の難病医療連携協議会の拠点病院として、熊本大学医学部附属病院とともに県の指定を受けています。筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィーなどの神経筋難病を中心に診療を行っており、当院には日本難病看護学会認定の難病看護師が在籍しています。月1回開催される難病サロンには、難病看護師も参加しています。

重症心身障害

重症心身障害児(者)病棟80床を有しています。日々、医師・看護師・療養介助専門員・児童相談員・保育士など多職種でチームを組んで支援しています。患者へ医療ケアや日常生活支援を行うだけではなく、日々のふれあい、季節を感じる療育活動、レクリエーション、社会参加活動等を行い、楽しみのある生活を提供しています。
重症心身障害児(者)の看護においては、小児・成人・高齢者とは異なり、疾患の理解とともに疾患による身体変形・拘縮等から引き起こされる二次的障害を考慮する必要があります。また、言語的なコミュニケーションが困難な場合が多いため、普段とは違う表情や動作を察知してアセスメントすることを大切にしています。

成育医療

小児神経疾患、てんかん、不登校児、発達障害ならびに肥満等の小児慢性疾患を受け入れています。成長・発育という流れを途切れさせることのないように、小児の診療と教育をかねた広域かつ専門的な小児の育成を担っています。また、オンコール体制による小児救急の受け入れを積極的に行っています。

骨・運動器疾患

関節リウマチ、骨粗鬆症および骨関節結核等の骨運動器疾患の原因究明および診断治療を行っています。リウマチはリウマチセンターを中心に薬物治療や生物学的治療を行っています。また人工関節センターとしてスポーツ外傷(特に肩関節疾患)・股・膝関節疾患に対しても専門外来を設けており、必要な場合には手術を行っています。