禁煙外来このページを印刷する - 禁煙外来

禁煙外来のご紹介

禁煙イメージ

タバコの害が往来から叫ばれておりますが、政府も健康増進法を設定し禁煙を勧めております。
熊本再春荘病院では平成19年4月に病院敷地内禁煙を宣言して以来、ニコチン依存症に対する禁煙外来(保険適用)を開始しています。

タバコの害は

  • がんになりやすい(肺がん、舌がん、喉頭がん、食道がん、など)
  • 呼吸器が冒される(慢性気管支炎、肺気腫、慢性閉塞性肺疾患など)
  • 動脈硬化が促進される(狭心症、心筋梗塞など)

診療時間

毎週 火曜日、木曜日、金曜日の午前中8:30~11:00AMに予約診療を行います。
事前に御予約が必要となりますので、まずはご連絡ください。

診療予約

総合外来受付、あるいは地域医療連携室で受け付けます。

保険適用される治療対象者

  • 1日の禁煙本数×年数が200以上(1日20本なら10年以上)
  • ニコチン依存症であること(ニコチン依存度テスト判定)
  • 直ちに禁煙を希望して、禁煙治療の標準的手順(12週間の治療)に文章で同意していただくこと。

診療費

3割負担の場合、初診時1500円程度、再診時800円程度及びニコチンパッチ経費が必要です。
(例えばニコチンパッチ2週間分で2000円程度)
※ただし、保険が適用される期間は12時間(5回の通院)の治療までです。

初診の場合の診察手順

測定機器
  • 禁煙状況の問診
  • ニコチン依存度テスト(FTND)
  • タバコの害の確認
  • 身体のタバコ障害評価
  • 呼気中CO濃度測定
  • 禁煙開始日の決定
  • 治療の説明

ニコチンパッチ、ニコチンガム、「ニコチンを含まない飲み薬」の3種類があります。
ニコチンパッチは、一日一回皮膚に貼る薬で、医師の処方が必要な種類もあります。
ニコチンガムはタバコを吸いたくなったときにかみます。かみ方は普通のガムと違うので、注意が必要です。薬局・薬店で購入できます。
ニコチンを含まない飲み薬は、1日2回(飲み始めの3日間は1日1回)服用します。
医師の処方が必要です。

1.ニコチン代替療法(ニコチンパッチ)の説明

パッチは1日1枚使用、大・中・少の大きさがあり、個人の必要量に応じて処方

2.内服薬(経口禁煙補助薬として2008年5月から開始しています)

飲む禁煙の薬(経口禁煙補助薬)一般名:バレニクリン酒石酸塩 脳内にあるα4β2ニコチンの代わりに作業薬としてはたらきタバコの離脱症状を軽減する。

  • 離脱症状及びその対処法を指導
  • 禁煙の動機を確認、禁煙意思確認書署名

再診(週2回~第5回 2、4、8、12週目)

  • 禁煙意思の確認、動機強化
  • 継続のためのヒント
  • 再喫煙した場合の原因分析
  • 呼気中一酸化炭素濃度測定

※その後6ヶ月、12ヶ月間は追跡指導をするのが望ましい

保険が適用されない対象者(自費)は次の通りです

  • 12週を超えて受診する場合で初診(保険適用)より1年を経過するまで
  • その他、上記保険適用対象項目に該当しない場合

診療費(自費)は医療機関により異なり、当院では初診料2,870円程度、再診料740円程度です。
また、ニコチン代替え療法を受けられる方は別途ニコチンパッチの実費が必要です。
(例えばニコチンパッチ2週間分で6,000円程度)
禁煙を志す方の検査、診断と相談に応じます。
※その後6ヶ月、12ヶ月間は追跡指導をするのが望ましい