いびき外来
あなたの大切な家族は大丈夫?危険ないびき睡眠時無呼吸症候群
日本では古くから「おおきないびきは豪快さの象徴」と考えられてきました。
しかし最近の医学の進歩から、いびきの中には、危険ないびきがあり「睡眠時無呼吸症候群」という病気が隠れているということがわかってきました。この病気は体にいろいろな悪影響を及ぼします。
症状
- いびき
- 日中の眠気
- 体のだらしさ
- 頭の重い感じ
- 睡眠中の息苦しさ
- 夜間の頻尿
- インポテンツなど
合併症
- 高血圧
- 不整脈
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 脳卒中など
日中の眠気から
- 集中力の低下
- 仕事上のミス
- 交通事故
- 産業災害
- 学業不振など
睡眠検査についてQ&A
どのような検査が必要ですか?
病気の治療方針を決めるためには、十分な検査が必要です。
一泊二泊の入院で睡眠状態を詳しく調べる「深夜睡眠ポリグラフ」を行います。
体にたくさんセンサーを装着しますが、痛みを感じる事はありません。
結果はいつわかるのでしょうか?
検査結果は時間をかけて詳しく検討しますので、後日説明となります。
費用はいくらぐらい準備しておく必要がありますか?
一泊二泊検査入院の場合、睡眠検査・血液検査・検尿などを含めて、通常一般保険3割負担の方で35,000円くらいです。
病気と診断された場合、どのような治療方法がありますか?
大きくわけて3通りの治療方法がありますが、他の病気と異なりお薬を飲んで治療する病気ではありません。程度や状態に応じて治療が異なりますので、主治医とご相談ください。
治療するとどのような効果があるのでしょうか?
治療によりいびきが落ち着き、無呼吸もよくなることで、合併症の改善や予防にもなります。個人差はありますが、日中の眠気や頭のすっきりしない感じなどもよくなります。症状が重い場合、「治療を受けなかった人より、治療を受けた人の方が長生きできる」と言う報告もあるくらい、その治療効果には歴然とした違いがあるといわれています。
およそ1~2週間後になりますが、詳しくは主治医へおたずねください。
検査の予約をしたいのですが?
まずは平日8:30~11:00に呼吸器外来を受診してください。
診察の上担当医が検査入院の予約をいたします。お仕事をしてておられる方は夜間の入院も可能ですので、予約の際に担当医へご相談ください。
最後に一言
呼吸器内科では、地域の集会や婦人会などへの「出張講演会」の依頼も受け賜っております。
お気軽にご相談下さい。
患者さん自身が気づいていない事が多いので、家族の方の役割が重要です。
あなたの大切な家族は大丈夫ですか。
病気が考えられる場合には、本人へきちんと教えてあげて下さい。
そして医師の診察を受けるようにすすめてあげて下さい。
熊本再春医療センターでは、危険ないびきの検査や治療を行っています。
内科外来で予約を承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
申し込み方法については、下記までご遠慮なくご照会ください。
お問い合わせ先
熊本再春医療センター TEL:096-242-1000(代表)
外来主治医、もしくは内科受付(内線302)