「もの忘れ外来」の開設について
2023年3月6日掲載
当院では令和5年4月より「もの忘れ外来」を開設致します。今や認知症は国民病であり、65歳以上の6人に1人が認知症を発症すると言われています。認知症には多くの原因があり、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症といった3大病型の他に、慢性硬膜下血腫や甲状腺機能低下症などの治療可能な病気も含まれます。この外来では専門医により各種画像診断などを駆使して早期診断し治療を行うことはもちろん、生活指導や栄養指導なども多職種で対応します。当院では専門外来を主体としていますので、診断確定し治療方針が決定された場合には、かかりつけ医の外来でみて頂くことになります。
以下の方法で運用しますので、もの忘れが気になる方はお気軽に受診されてください。
1)受診方法
当院「外来予約センター」による完全予約制とします。
まず、かかりつけ医を受診して頂き、紹介元医療機関から当院外来予約センターへお問い合わせください。
初診時にはご家族の同伴をよろしくお願いします。
2)診療日
第1,第3週の金曜日午前中になります。
1名につき1時間枠で、1日に2枠(10~11時、11~12時)です。
3)担当医
脳神経内科 石﨑 雅俊 (認知症学会専門医、神経内科専門医)
脳神経内科 上山 秀嗣 (神経内科専門医)
4)診療内容
最初に詳しい問診を行います。続いて医師による神経学的診察、知能検査を行います。
必要に応じて下記の検査を行います。
1. 血液検査 (血算、生化学、甲状腺ホルモン、血糖、ビタミンB1・B12など)
2. 頭部CT検査
3. 頭部MRI検査
4. 脳波検査
5. 脳血流シンチグラム
6. MIBG心筋シンチグラム
7. ドパミンシンチグラム
8. 髄液検査(アミロイドβ、タウ蛋白測定)
必要に応じて下記の検査を行います。
1. 血液検査 (血算、生化学、甲状腺ホルモン、血糖、ビタミンB1・B12など)
2. 頭部CT検査
3. 頭部MRI検査
4. 脳波検査
5. 脳血流シンチグラム
6. MIBG心筋シンチグラム
7. ドパミンシンチグラム
8. 髄液検査(アミロイドβ、タウ蛋白測定)